2026年6月17日
こんにちは! 院長の渡邊です。
「歯並びが気になるけれど、まだ様子を見た方がいいの?」
「プレオルソを使っているけれど、その後はどうなるの?」
お子さまの歯並びについて、このような疑問をお持ちの保護者の方は少なくありません。
先日の投稿では、小児矯正において「プレオルソ」を活用し、
お口の機能改善や顎の健全な成長をサポートするその内容についてご紹介いたしました。
本日は、さらにその後の、本格的な小児矯正で使用することのあるインビザライン・ファーストについて、まとめてみたいと思います。
近年、これらのシステムの組み合わせによって、お子さま一人ひとりの成長に合わせた、より精密な小児矯正治療が可能となっております。
矯正について興味をお持ちの皆さまに、是非知っていただけると嬉しいです。
インビザライン・ファーストとは?
インビザライン・ファーストは、6~10歳頃の「混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)」を対象とした、
小児専用のマウスピース矯正です。

従来の小児矯正では、歯列を広げる装置と歯を並べる装置を別々に使用することもありました。
一方、インビザライン・ファーストでは、
・顎の成長をサポートする
・永久歯が生えるスペースを確保する
・ガタガタした歯並びを整える
という複数の役割を、透明なマウスピースで同時に行うことができます。
成長期だからこそ得られる「顎の成長する力」を活かした矯正治療といえるでしょう。
将来の歯並びを育てる「Ⅰ期治療」
小児矯正は、単に今の歯並びを整えるだけではありません。
将来生えてくる永久歯が正しい位置に並ぶための環境を整えることが大きな目的です。
歯が並ぶスペースが不足すると、
・歯のガタつき(叢生)
・八重歯
・出っ歯
・咬み合わせのずれ
につながることがあります。
インビザライン・ファーストでは、成長を利用して歯列を拡大し、永久歯のためのスペースを確保することで、
将来的な抜歯矯正や本格矯正の負担を軽減できる可能性があります。
もちろん、すべての症例で追加矯正が不要になるわけではありませんが、
早期介入によってより良い成長へ導けるケースも多くあります。
プレオルソとインビザライン・ファーストの違い
どちらもマウスピース型の装置ですが、役割は異なります。
プレオルソ:お口の機能を整える装置
プレオルソは、
・口呼吸の改善
・舌の正しい位置の習得
・口周りの筋肉のトレーニング
・悪習癖の改善
を目的とした「機能矯正装置」です。
歯並びが悪くなる原因にアプローチし、健全な成長をサポートします。
インビザライン・ファースト:歯並びを整える装置
一方、インビザライン・ファーストは、
・歯列の拡大
・歯の移動
・永久歯の萌出スペース確保
・咬み合わせの改善
を得意とする装置です。つまり、
プレオルソ=原因へのアプローチ
インビザライン・ファースト=歯並びの改善
という役割分担があります。
当院が考える理想的な小児矯正
当院では、
プレオルソでお口の機能を整える
↓
顎の成長をサポートする
↓
インビザライン・ファーストで歯並びを整える
という流れを大切にしています。

舌癖や指吸い、口呼吸などの問題が残ったまま歯だけにアプローチしても、治療後の後戻りにつながることがあります。
そのため、お口の機能を整えたうえで歯並びを改善することが、長期的な安定につながると考えています。
プレオルソで下準備の整ったお子さまに対して、次のステップとしてインビザライン・ファーストをご提案できるようになりました。
インビザライン・ファーストのメリット
① 透明で目立ちにくい
透明なマウスピースなので、学校生活でも目立ちにくく、お子さまの心理的負担を軽減できます。
② 取り外しができる
食事や歯磨きの際には取り外せるため、虫歯リスクを抑えながら矯正を進められます。
③ 痛みや違和感が少ない
ワイヤー矯正と比較して、装置による刺激が少ないのも特徴です。
④ デジタル技術を駆使した精密な治療
口腔内スキャナーによるデジタルデータをもとに、一人ひとりに合わせた治療計画を立案します。
将来的な歯の移動をシミュレーションしながら、精密な矯正治療を行います。
このようなお子さまは是非ご相談ください
・前歯がガタガタしている
・永久歯が生えるスペースが足りない
・出っ歯や受け口が気になる
・口呼吸をしている
・舌で歯を押す/指を吸う などの癖がなおらない
・将来矯正が必要か心配
成長期にしかできない治療があります。
お子さまの歯並びや噛み合わせが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
将来の健康な歯並びと正しいお口の機能を育てるために、当院がサポートいたします。
西宮市、芦屋市、尼崎市、神戸市や、大阪市近郊エリアで、矯正治療にご興味のある親御さんに、
まずは資料取り(無料)、無料相談などからいつでも受け付けております。
些細なお悩みから、是非ご相談くださいね。
院長 渡邊 翔太