2026年8月19日
こんにちは! 院長の渡邊です。
今回は久しぶりに、当院のスタイルを知っていただくための投稿をしてみたいと思います。
歯医者を選ぶとき、皆さんは何を基準にされていますか?
「家から近いから」
「予約が取りやすいから」
「評判や口コミが良いから」
「治療が痛くなさそうだから」
もちろん、どれも大切なことだと思います。
でも、歯科医院は一度治療して終わり、という場所ではありません。
むし歯や歯周病の治療を受け、その後も定期的にメインテナンスを続けながら、長い年月をかけてお口の健康を守っていく場所です。
だからこそ私は、「どんな考え方で診療をしている歯科医院なのか」を知っていただくことも、とても大切だと考えています。
今回は、普段の診療ではなかなかお伝えする機会のない、当院の「ポリシー」についてまとめてみます。
1.診断から治療まで、院長が一貫して診療します
当院では、診断・治療方針のご説明・カウンセリングから、実際の治療にいたるまで、
すべての患者さまを院長である私が責任を持って担当しています。
もちろん、歯科衛生士によるメインテナンスやクリーニングなど、スタッフにお願いしている部分もあります。
しかし、
「この歯をどう考えるのか」
「今すぐ治療すべきなのか、それとも経過を見てよいのか」
「将来的にどのような問題が起こる可能性があるのか」
「どの治療方法が、その方にとって本当に適しているのか」
こうした判断については、私自身が一人ひとりのお口の中を確認し、責任を持って診療しています。
ホームページやブログをご覧になって当院を知ってくださった方は、少なからず当院の考え方や、私自身の診療に対する思いに共感してくださっているのではないかと思います。
だからこそ、そのお気持ちに応えたい という点を常に心に仕事をしています。
「この先生に診てもらいたい」と思って来てくださった患者さまに対して、最後まで自分自身の目で診て、自分自身の言葉で説明し、自分自身の手で治療する。
これは、私が最も大切にしていることの一つです。

2.時間をかけた、丁寧なメインテナンスを大切にしています
当院に通院されている患者さまの中で、半数以上を占めているのが、予防を目的とした定期検診やクリーニング、メインテナンスの患者さまです。
当院では、通常お一人あたり1時間程度の時間を確保しています。
単に歯石やプラークを取って「きれいになりました」で終わるのではありません。
「前回から何か変わったことはありませんか?」
「歯や歯ぐきで気になるところはありませんか?」
「最近、咬みにくくなったところはありませんか?」
「以前から気になっていたところは、その後どうですか?」
その日の状態を確認しながら、必要であればその場で院長が診察し、治療や今後の対応についてご相談いただける体制を整えています。
私たちは、短い時間の枠に過剰な患者さまを詰め込むような予約管理をしないことを大切にしています。
それは、歯科のメインテナンスには「時間」が必要だと考えているからです。
3.「何かあってから治す」のではなく、一緒に変化を見ていく
歯科医院に通う間隔は、患者さまによって異なります。
3か月ごとの方もいれば、毎月通院くださっている方もいらっしゃいます。
半年や1年程度、間隔を空けても問題ない方もいると思います。
大切なのは、全員に同じ間隔で通っていただくことではありません。
皆さま一人ひとりのお口の中に、どんなリスクがあるのかを一緒に理解すること。
そして、
「ここは少し注意して見ていきましょう」
「もしここがこうなったら、次はこうしましょう」
「今は問題ありませんが、将来的にはこの部分に注意が必要です」
というように、患者さまと歯科医院で同じ情報を共有しておくことだと考えています。
そうしておけば、何か変化があったときにも、早い段階で対応できます。
歯科医院は、「痛くなったら行く場所」だけではありません。
大きなトラブルになる前に、一緒に小さな変化を見つける場所。
それが、私が考える予防歯科・メインテナンスの役割です。
そして、長く通院していただく中で、
「自分の歯のことを分かってくれている先生がいる」
「困ったときには相談できる」
そんな関係を築くことができれば、歯科医師としてこれほど嬉しいことはありません。

4.「歯を残すこと」にこだわります
そして、当院が特に大切にしているのが、できる限りご自身の歯を残すことです。
歯は、一度削ったら元には戻りません。
大きく削った歯は、詰め物や被せ物によって修復することはできますが、「天然の歯」と同じ状態に戻るわけではありません。
だからこそ、
「本当に今、削る必要があるのか?」
「抜歯をする前に、できることはないか?」
「この歯を10年後、20年後も使うためにはどうすればよいか?」
ということを常に考えながら診療しています。
もちろん、すべての歯を残せるわけではありません。
むし歯や歯周病が進行している場合には、抜歯が最善の選択になることもあります。
インプラントやブリッジ、入れ歯などが必要になるケースもあります。
だからこそ、「何でも残す」のではなく、「残せる歯を、できるだけ長く残す」こと。
それが私たちの考える「歯を残す」ということです。
以前の記事でも、「歯を残すこと」について詳しくお話ししていますので、ぜひそちらもご覧ください。
5.院長だけではなく、スタッフ全員で歯を守ります
ここまで読むと、院長である私の考え方ばかりが書かれているように感じるかもしれません。
しかし、実際の診療は私一人で成り立っているものではありません。
当院には、私の診療に対する考え方を理解し、共鳴してくれているスタッフがいます。
特に、毎回のメインテナンスを担当する歯科衛生士は、患者さまのお口の状態を継続的に見守る、とても大切な存在です。
前回との変化に気づくこと。
患者さまのちょっとした不安や変化を聞き取ること。
そして、必要なときには院長と情報を共有し、早めに対応すること。
こうした積み重ねが、将来的な大きなトラブルを防ぐことにつながります。
「歯を治す」だけではなく、「歯を守る」。
そのために、院長とスタッフが同じ方向を向いて診療することを大切にしています。
歯科医院を「健康に向かう櫂(オール)を共にし、生活と結びつく場所」に
私が目指しているのは、患者さまにとって当院が、
「痛くなったときだけ行く歯医者」
ではなく、
「自分の歯を長く使うために、安心して相談できる場所」
になることです。
むし歯の治療も、歯周病の治療も、インプラントも、矯正治療も、もちろん大切です。
しかし、その先にあるのは、
「できるだけ自分の歯で、長く、しっかり食事を楽しんでいただくこと」
だと私は考えています。
これが、結局のところ健康的な生活を支えるものではないでしょうか。
そのために、診断から治療まで院長が責任を持って診療する。
一人ひとりに十分な時間を確保する。
定期的なメインテナンスを大切にする。
そして、患者さまと一緒にお口の中の変化を見守っていく。
これが、現在の当院が大切にしている診療のスタイルです。
私たちの考えに共感していただける方へ
歯科医院には、それぞれの考え方や診療スタイルがあります。
ですから、すべての方に当院の考え方が合うとは思っていません。
それでも、
「できるだけ自分の歯を残したい」
「自分の口の中の状態をきちんと知っておきたい」
「悪くなってから治すのではなく、できるだけ予防したい」
「長く安心して通える歯科医院を見つけたい」
そう思ってくださる方には、きっと当院の診療方針を気に入っていただけるのではないかと思っています。
西宮市、芦屋市、尼崎市、神戸市および大阪府近郊のエリアで歯科医院をお探しの方、
むし歯や歯周病の治療だけでなく、定期検診や予防歯科、歯のメインテナンスを大切にしたい方へ、
ぜひ一度、ご相談くださればと思います。
皆さまのお口の健康を長く支えていける歯科医院であり続けるために、これからも院長・スタッフ一同、誠心誠意、診療に向き合ってまいります。
「この歯医者と出会ってよかった」
そう思っていただけるような診療を、一人ひとりの患者さまに丁寧に。
皆さまのご予約・お問い合わせを、心よりお待ちしております。
院長 渡邊 翔太